「医療費」にいま一歩の関心を
当健保組合では被保険者・被扶養者のみなさまが、医療機関を受診した際の医療費の内訳などをお知らせしています。みなさまが窓口で支払った医療費の総額や健保組合が支払った額などが記載されています。お手持ちの領収証と見比べ、医療機関からの請求内容が間違っていないかご確認をお願いいたします。
医療費はみなさまから毎月納めていただいております保険料から支払われています。もしこの医療費がこのまま増え続けると、みなさまの保険料の負担が増えてしまうかもしれません。まずは、ご自身やご家族に、実際どれだけの医療費がかかっているのか認識をし、いまよりもう一歩、「医療費」について意識的になりませんか。
医療機関からの請求書を基にお知らせを作成します。みなさまのお手元に届くのは受診後3カ月以上経過していることもあるので、医療機関を受診した際は、明細の明らかな領収証をもらい、確認するようにしましょう。
お手持ちの領収証と健保マイポータル「医療費のお知らせ」を比べていただき、間違いやミスなどがないかチエックをお願いいたします。もし間違っていた場合は、健保組合へご連絡願います。
本人や家族分を含めて1年間に自己負担した医療費が10万円を超えた場合、税務署に確定申告すると、納めすぎた税金の一部が払い戻されます。前年1月1日から12月31日までに支払った医療費が10万円(または所得総額5%のうち少ない方)を超える場合、上限200万円までが課税所得額から控除され、税金が確定精算されます。
確定申告の際、証拠書類としては認められませんが、金額を算出する際の参考になるので大切に保管してください。